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姫と太郎のぽかぽか日記

太郎の出産体験記

以前、みはるの出産体験記を載せたので、太郎の出産についても記録として書いておこうと思います。

みはるの時は初めての出産で、胎盤遺残になってしまったこともあり、出産は長く辛いものでしたが、今回はリラックスして望むことが出来たし、出産自体もトータル5時間半というスピードで、本当に安産でした。

とにかく、こうして無事に元気な子を産むことが出来たのも、家族の協力のおかげであり、本当に感謝・感謝です。
特にばあばには、みはるの世話全般のみならず、出産時にも立ち会ってもらいビデオを撮ってもらえたので、一生の記念になったし、今回詳細に振り返ることができました。
どうもありがとう!

入院中、みはるがどうだったかというと、5日間もママがいないとなると、さすがのみはるも夜寝る時などに泣くのではないかと、ちょっと心配していましたが、入院中はとてもいい子にしてくれていたようで、「ママのマの字も言わないわよ」と言われてしまいました。
面会の際にもまったくぐずることなく、ドライなみはるのおかげで私も安心して入院していられました。
そして太郎を連れて実家に戻ってきたとき、たまたまお隣さんにお会いして「みはるちゃん、おねえちゃんになったね~」と言われたら、みはるが「おおきくなったです~!」と答えたので笑ってしまいました。

ママが帰ってきてからは、みはるのわがままがパワーアップして、かなり手こずっていますが、やっぱりどこかで我慢しているのかな?

みはるが言うことを聞かずムッとしていると、みはるによく「ママ、にこってわらって!」と言われます。
これからますます大変だとは思うけれど、みはるの言うとおり笑顔を忘れずに、楽しみながら子育てしていければいいなと思います。

↓長いので興味のある方だけどうぞ!



11月10日(37週2日目)
妊婦検診。いつも通り、NST・エコー・内診を受ける。
推定体重はやはり2300g台で5日前と変わらず、がっかり。
なぜ大きくならないのか?
それまで少しでもお腹の中で大きくなってもらいたいと、何処にも出掛けず安静にしていたけれど、先生に「これ以上お腹にいても体重はもうあまり変わらないと思う」と言われ、少しショックを受ける。
それならいつ生まれてくれてもいいので、今後は散歩や買い物に出掛けてみようと思う。
私の血小板は10万あり、問題なし。

12日(37週4日目)
午前中、両親、みはると一緒に車で赤ちゃん本舗へ。
既にほとんどの買い物は済ませてあったけれど、哺乳瓶や入院に必要なグッズなど足りなかったものを買い足す。
広い店内を歩き回り、久しぶりの外出でもあったので少々疲れたけれど、みはるのときは、やはり赤ちゃん本舗へ行った帰り道から陣痛らしきものが始まり、翌日出産になったので、今回もこれで陣痛が来るかも?と期待する。
でも帰った後は特に変化無く、夜少し張ったものの治まってしまい、みはるを寝かしつけた後、0時頃就寝するが、なかなか寝付けず。

13日(37週5日目・生後0日目)
3:00
重苦しい鈍痛が始まり、もしや?と思いながらも、そのままウトウトする。

4:00
腰にず~んと響くような、いつもの張りとは明らかに違う痛みで寝ていられなくなり、4:00から時計を見ながらカウントしたところ、痛みの間隔が8~15分位で5時までの間に5・6回の痛みがあったので陣痛と確信。

5:00
両親を起こす。
でもまだ出血もなく、すぐには生まれないだろうという余裕があったので、まずは簡単に朝食を食べ、5:30頃病院へ電話。
色々聞かれた後、では来て下さいとのことで、父と車で病院へ。

6:00
病院に着き、内診とエコーをして貰ったところ、子宮口は4~5センチ開いているとのことで入院。

6:30
LDRへ入室。
着替え後、糖の点滴と分娩監視装置をつけ、ベッドに横になる。
母に電話し、父と入れ替わりで来てもらうことに。
夫に入院となったことを連絡。
夫は仕事のため立会いはできないが、午後からはたまたま東京で会議があるため仕事が終わり次第、病院へ寄るとのこと。
夫が立会いできないため、母に立ち会ってもらうことに。

8:00
母とTVを見たり、おしゃべりをしたりしてまだまだ余裕だったが、陣痛の波が来ると腰が痛くなり、横向きに寝た状態で、母に腰をさすってもらう。
分娩監視装置の数値が30以上になってくると痛みもかなり強くなるが、まだ余裕あり。
息を吐いてこらえる。
助産士に「陣痛の強さのわりに、あんまり顔色変わらないけど痛みに強い?」と言われる。

8:20
陣痛は3・4分置きに。
母に強く腰を押して貰う。
朝食が来るが、さすがに食べる気にならず。

8:40
診察。
子宮口6センチ、未破水。
陣痛が来ると、つい手足に力が入ってしまうが、痛いときほど体の力を抜くよう言われ、息を吐いてこらえる。
吐き気がしてくる。

9:00
横向きになることも苦痛になり、こらえられなくなってきてナースコール。
子宮口7センチに。
分娩の準備が始まる。
大学病院ということで、何人かの研修生や看護士の学生達が立ち会うことになり、挨拶をされる。

9:15
陣痛の間隔がかなり短くなる。
陣痛の波が来るといきみたくなり、どうしてもお尻に力が入ってしまうが、とにかく息を吐いて我慢。
助産士がお尻を押さえてくれる。
すぐ横に立っていた看護士の学生の女の子が、私の顔のすぐ上で「はあはあ」と息する音をうるさく感じる。
「あと1時間くらいかかるかな?」と言われ、まだそんなにかかるの?!とがっくり。

9:23
我慢も限界に近づき陣痛が来ると「う~っ!」と声が出てしまう。
子宮口全開大(10センチ)になり、お腹の上に滅菌布をかけられる。

分娩台にいきむ時の取っ手がないと思っていたら、助産士と学生が手を差し入れてくれたので、その手を握らせてもらう。

陣痛の波に合わせ、深呼吸をしてから2回ほどいきむ。
「すごい! 1時間もかからなそうです。」と言われる。
この時点でまだ先生来ておらず。

9:27
人工破膜。
温かい水がバシャーと吹き出る感じ。
もう一度いきむと痛みがピークに達し、「いた~い!」と叫んでしまう。
助産士が「先生来て~」とつぶやく。

「あと十分ぐらいで生まれちゃうかも」
「頭見えてきたからちょっと辛いけど、頑張れ!」などと言われる。

9:30
次の陣痛でもう一度いきむと、焼け付くような鋭い痛みに変わり、「痛い!」と叫んでしまうが、すぐに「力を抜いて!ハッハッハッハ!」と言われ、なんとか力を抜くと、ばたばたと何かが暴れながら出てくる感じがして、男児出生となる。

子宮全開から7分、破水から3分後のことであり、4・5回いきんだだけで、あっという間に産まれてしまった感じ。
先生の到着は出産の1・2分前だったかも。

立ち会った学生が「お母さんになるってすごいですね~!!」とやたら感動してくれた。

9:32
ベビーは体を拭かれ、へその緒の処理をされた後、裸のまますぐに私の胸の上に置かれる。
時々眠りながらも、乳首をくわえて吸ってくれてうれしかった。

9:36
ベビーの身体検査。
体重測定の結果、2794gもあって驚く。

9:38
無事に胎盤が出る。
会陰も裂けることなく、先生に「縫わなくていいみたいです。」と言われ、「すごーい。よかったね~!」とみんなに言われる。

その後、出血がなかなか止まらず子宮の収縮があまりよくないという事で、子宮収縮剤を点滴しながらお腹をぐいぐい押されたり、子宮内の処置をされ痛い思いをする。

足が震え、寒気がしてきて発熱。
毛布をかけてもらう。

その後出血は少なくなるが、しばらくの間、子宮の収縮が周期的に続き、その度にお腹と腰に陣痛と同じような痛みが走る。

昼食を食べた後、初めて分娩台から降りて同じ部屋にあるトイレに行くが、尿意の感覚なし。

15:00
ベビーとともに、LDRから病室へ移動。

18:30
夫がベビーと初対面する。

14日~18日(入院中、生後1日~5日目)
子宮の戻りは良く、悪露も徐々に少なくなるが、その後も後陣痛がずっと続き、授乳の度にきゅ~っと子宮が収縮して、お腹と腰に痛みが走るので、いつも身をかがめ歯を食いしばりながら授乳するはめに。
夜寝ている間もしくしくと痛んで熟睡できず。
後陣痛は、みはるの時にはほとんどなかったが、経産婦の方がキツイらしい。
まさか産んだ後まで、痛みがこれほど続くとは思っていなかった。

病院は基本的に24時間母子同室で、母乳育児を推奨しており、ミルクを足すかどうかは最終的に母親の判断に委ねられる感じ。
0~1日目はまだ母乳がほとんど出ず、ベビーがおしっこをしなくなってしまったため、可哀相になり1日目の夜からミルクを足す。

その後、昼間はあまりミルクを足さず、泣くたびにお腹の痛みを我慢しながら授乳を頑張ったところ、2日目の夜からようやく乳が張るようになってきて、20~30mlぐらい出るように。
みはるの時よりは母乳が出ているようでうれしいが、他の人に比べるとまだまだ十分とは言い難い。
夜はやはりいくら飲ませてもカートに置くとすぐにまたぐずり始め、眠れないし周りにも迷惑なので、新生児室に預け、泣いたら呼んでもらうことに。

母乳のみで育てられればそれに越したことはないが、私の場合どんなに頑張っても恐らく出ないものは出ないので、今回はあまり気負わず、できるだけ母乳を多く飲ませられればよしとすることに。

ベビーは0日目に採血の結果、感染症の炎症反応が出たとのことで、その後も小児科の先生が毎日、足から採血して調べていたが、その後、数値は少なくなり問題ないと言われ、またベビーの血小板数も32万あり、ほっとする。

私の後陣痛も4日目頃からようやく収まってきて、17日の診察で翌日退院OKと言われる。

同じ病室の向かいのママが、ベビーが同日(時間もわずか6分違い!)生まれの男の子でしかも上に同じ歳の女の子がいるということで、色々な話しをする。

18日、朝食後に沐浴実習。
昼頃、両親とみはるが迎えに来てくれる。
ベビーを取り上げてくれた助産士さんにお礼を言い、一緒に写真を撮ってもらった後、退院。

病院について
今回の病院は、私の血小板の問題もあり、里帰り出産ということで10月から通院し始めたが、通院の時から担当の先生にとてもきめ細かく診察していただき、安心感があったし、入院後もスタッフや先生方がみんな温かくやさしい人達ばかりで、とても有難かった。

施設も新しくきれいで、分娩室も広々としたLDRを使えたため、快適に過ごすことが出来たし、母乳育児に力を入れていて、母乳が出ないからといってすぐにミルクを足すのではなく、一人一人に合わせてアドバイスや指導をしてくれるのもよかった。
おかげで満足のいくお産ができ、この病院で産めて本当によかったと思う。

ただ面会の際、小さい子供は感染症の媒体になる可能性が高いということで、病室内に入ることが出来ず、新生児にも窓越しでしか対面できないという規則があったため、みはるが面会に来ても、みんなで一緒にいられないのが少し辛かった。
by miharunmama | 2008-11-30 17:14 | 出産

06年1月生まれの長女と08年11月生まれの長男の成長と子育てについてつづる日記です。
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